Mito:Pythonでのスプレッドシート

目次

1.Mitoとは
2.Mitoの環境構築
3.Mitoの機能
4.まとめ

1.Mitoとは

MitoとはPythonでGUIのエクセルのような作業でスプレッドシートを実行するライブラリです。ソート、フィルター、ピボットテーブル、データ結合などの機能があります。MitoはノートブックのIDEのJupyterLab上で運用します。コードも自動的に生成されます。

 

2.Mitoの環境構築

Conda環境で Mito をインストールします。

Conda環境作成:

conda create -n mitoenv python=3.8

 

環境を利用します。

conda activate mitoenv

 

Mitoのパッケージをダウンロードします。

python -m pip install mitoinstaller

 

Mitoのパッケージをインストールします。

python -m mitoinstaller install

 

jupyterlabをインストールします。

pip install jupyterlab

 

jupyterlabを利用します。

jupyterlab

 

ノートブックを作成して、mitoを開始します。

import mitosheet

mitosheet.sheet()

アカウントを作成したから、下記の画面を表示します。

3.Mitoの機能

 

IMPORTをクリックして、入力ファイルを選択します。

Mitoでデータをインポートします。

 

ファイルをインポートすると、spreadsheetと操作のコードが表示します。

カラムを選択すると、ソート(並び替え)とフィルターができます。

PIVOTをクリックすると、新しいタブでピボットテーブルを作成します。

MERGEをクリックすると、二つのシートを結合することができます。

GRAPHをクリックすると、グラフを作成することができます。

棒グラフ、ボックスチャート、ヒストリグラム、散布図を選択できます。

加工した操作は[SAVE]で保存が出来ます。[REPLAY]で操作をロードができます。

[STEP]は段階的な操作を表示します。

4.まとめ

エクセルと同様のMITOのパッケージを実験しました。環境は簡単に作成できました。エクセルに比べて機能が少ないですが、データのことはよくできていると思います。また、全ての操作は保存することができるので、便利なライブラリだと思います。

担当者:HM

香川県高松市出身 データ分析にて、博士(理学)を取得後、自動車メーカー会社にてデータ分析に関わる。その後コンサルティングファームでデータ分析プロジェクトを歴任後独立 気が付けばデータ分析プロジェクトだけで50以上担当

理化学研究所にて研究員を拝命中 応用数理学会所属